介護のコツ

家族は、介護のプロではありません。完璧を目指さずに介護をしましょう。

家族の介護は、本人の元気だった頃を知っているだけに、落胆や悲観が激しいものです。

「つい、この間まで元気だったのに、今は、このようになってしまうなんて」や、

「家族が介護状態になってしまうなんて、自分は、どうしたらよいのだ?」

「家族の介護が、いったい何年かかるんだ?」

「介護にかかるお金はいくらなんだ?」

「介護のお金は、足りるのか?」

など、家族は、いろいろと思ったりするものです。

つらかったり、せつなかったり、苦しかったり、それは、当然のことです。

つらかったり、嫌だったりしても良いのです。

それは、家族だからこそです。

確かに、何年介護がかかるか、わかりません。介護年数は、その家庭で、全然違います。

完璧を目指さず、できることから、少しずつやればよいのです。

その他のアドバイスは、生活を一色にしないで自分の楽しみを作ることです。

例えば、テレビを見ること、映画に行くこと、ランチに行くこと、散歩、ドライブ、・・・・などです。

楽しみがあれば、生き甲斐になります。楽しみがないと、苦しくなったりしてしまいます。

些細な楽しみでもいいので、何か1つでも、見つけてみましょう。

そして、もう1つアドバイスをあげるとしたら、「家族会」というものがあります。

「家族会」の目的としては、

1、孤独感の解消、

2、精神的なケア、

3、励ましあう、

4、知識を補い合う、

というのがあります。

「家族会」に参加することで、

「自分は、1人じゃない」や、

「わかってくれる人がいる」

「生き甲斐ができた」

など思う人も多いです。

ただ、「家族会」にも注意することがあります。

大切なのは、自分に合った集まりの「家族会」に参加することです。

考え方や、価値観は、人それぞれです。

そのことにも、注意しないと、

「こんな集まりに来るんじゃなかった」や、

「同じ仲間だと思っていたのに、嫌な人がいた」

「なんで、同じ介護者なのに、わかってくれないんだ」

など、思ってしまう場合もあります。

集いの中には、始まる前に、

「否定するのは、禁止です」や、

「皆さんは、介護者ですが、人間は人それぞれ、価値観が違います」

と、ルールを決めたり、説明したりする「家族会もあるようです」

以上ですが、他にも、介護のコツは、いろいろあります。介護の癒しになるのは、人それぞれだと思います。

大切なのは、焦らないこと、マイナス思考にならないことです。

これからも、介護のためになる情報を、発信できたらと思います。

 

 

 

 

 

2018年04月04日